プロデューサー仕事紹介PRODUCER

プロデューサーってどんなお仕事…?

番組制作における管理責任者。
企画立案、予算管理やキャスティング、各スケジュールの調整など番組の統括的な管理を行う仕事。

ある一日のタイムスケジュール

  • 11:00~
  • 15:00~
  • 20:00~
  • 21:00~

「車あるんですけど...?」定例会議

毎週行われる定例会議で先々の番組内容を決めていきます。
プロデューサーはこの会議で今後のキャスティング、権利やスポンサー関係で問題がないか、また、スケジュールは成立するのかなど演出面以外の部分も確認していきます。

「車あるんですけど...?」MA(ナレーション録り)

MAスタジオにて編集されたVTRに、ナレーションを録音していきます。イントネーションはおかしくないか、間違いはないか、テロップとの整合性など、チェックをします。テロップやSE(音響効果)のタイミングなどもチェックします。

MEMO

社内ミーティング会議

各番組の現状報告、全体の動きをみて今後の部の方向性を話し合います。
自分が担当している番組だけでなく、チーム全体としての動きを把握することで連携をとることができます。

「車あるんですけど...?」MA(ミックス戻し)

ナレーション録音のあと、ミキサーさんが出演者の声、ナレーション、BGM、SEなど全ての音を調整しミックスをします。そのミックスが終わると、マスター映像にその音を戻しながら、ディレクター、AP、Pなどチーム全体で音を含めチェックをします。ここでのチェックが最終チェックとなることが多いので、気を抜けません。

MEMO

先輩プロデューサーに質問

テレビ業界にすすんだきっかけは…?

就職した時は、ステンレスサッシのメーカーで営業マンになりました。でも自分には合わなかったのか、疲れてしまってやる気もなくなっていたんです。そんな時、久しぶりに会った従兄弟がテレビディレクターとして働いていることを知りました。

テレビの仕事ってもっと専門性が高くって、頭のいい人達が働くようなところだと思ってたんですよ。
“こんなに身近な人がディレクターになれるなら”と、自分も一発かましたいって気持ちがわいてきて…。
よしまずは東京に行こうと思って東京に行ったところ、新聞広告にAD募集を見つけて、制作会社に入社して、この道に進むことになったんです。

入ってみてどうでしたか…?

自分の趣味嗜好とか、考え方があう先輩たちに恵まれたのと、
担当した番組も楽しかったです。
会社にいること自体が楽しかったんですよ。家にも帰れないこともあって、経理の方に「臭いな、お前」って怒られたり。
そんなんでも楽しかったんだよね、番組を通じて例えばすごい職人さんとか、何かのスペシャリストとか、オタクの人たちなんかも、そういう出会いも楽しかったです。

テレビの仕事を続けるうえで
大切なことって…?

こういう風に言うのもちょっと恥ずかしいんですが、
「俺、ディレクターとして、相当イケていたと思うんだよね。」っていう気持ち。自分に自信持っていないと仕事出来ないと思うんだよね。

あとは、相手のことを思って人間関係を築く力かな。
例えばですけど、編集中に「小腹減ったな。おい、鈴木。なんか買ってこいよ」って言われたときに、すぐ隣のコンビニでお菓子買うんじゃなくって、そのディレクターの好みとか、何が食べたいんだろう、何買っていったら喜ばれるだろうっていうのを色々考えて、意外性のあるものを選んだり、流行りのうまいもの買ったりした。
どうしたらこの人と仲良くなれるのか、毎回すごく考えてましたよ。
だから、「おぉ、気が利くな、お前」っていう人も居れば、
「バカ野郎、こんな高いもん買ってくんな」っていう人も居るかもしれない。けど、この仕事ってコミュニケーションじゃない?って思うんです。
長く続けたり、信頼されているからこそ、「お前、やってみろよ。お前だったら出来るだろう」って、仕事を任せてもらえたり、たとえ夜中でも困ったときに会社まで来て面倒みてくれたりするんですよ。

プロデューサーになったのは…?

ディレクターをある程度やって、新たな挑戦がしたかった。
ディレクターはチームの中にいるようで個人個人の戦いなんですよね。チーム戦で戦うってことを考えてみたいと思ったときに、“プロデューサー”という選択肢を選びました。

もともと自分が大好きな人間なんですけど、
その“自分”っていう範囲を周りに広げていっている感じなんです。
プライベートで言うと家族ができて家族は“自分”、だから大好き。
会社の中に、AP、ADと仲間が増えていって、仲間も“自分”の様に思ったら仲間であるスタッフみんなが本当に大切だなって思うんです。そこがプロデューサーになって成長した部分かな、
まだ発展途上な面もあるからスタッフのみんなには苦労かけてるところもあるかもしれないんですけど…。
プロデューサーとしてそういうことを考えていかなくてはいけないかな、って思っています。

これからテレビ業界を目指す人への
メッセージ

とにかく楽な仕事じゃないけど…
ADになることを目的とするのではなく、“ディレクターになりたい”と思ってくれたらうれしいです。
私はADっていう仕事は早めに終わった方が良いと思っています。だから人間関係を作るって事、自分を評価してもらうにはどうすればいいか、他の誰かより、一歩、二歩前に行く為にはどうしたらいいのかってことを考える、そうすれば自ずと前向きに仕事が出来るだろうし、楽しく働けるんじゃないですかね。

お金をもらって働く以上は、皆がプロフェッショナルじゃなきゃいけない。プロフェッショナルしかいちゃいけない。だからこそ、ポジティブに働くといいと思うんです。ADじゃなくて、ディレクターのアシスタントとして。考え方は常にディレクターじゃなきゃいけないんだよね。

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